あの日のカラス。

 

 

朝起きた時にふと思い出した。数年前に見たカラスを。

 

 

その日は雨。今日と同じ冷たい雨が降っていた。

私は暖かい部屋から電線に佇む一羽のカラスを見つけた。

 

私もカラスを探していたのだ。

 

そのカラスは小さく見えた。

子供なのか、遠くて小さく見えるだけなのか、わからない。

 

しかしそのカラスが寒さに震えているのがわかる。

 

そして寒さに耐えて待っている。

 

「ここで待ってて」を信じて待っているのか。

迷子になって「きっと仲間が見つけてくれる」不安で待っているのか。

 

その姿は孤独で寂しく今にも力尽きて落ちそうなんだ・・・。

 

 

しばらくすると、何羽もカラスがやってきた。

同じ電線に同じように佇む。寄り添うわけでもなく。

 

 

あのカラスの姿は堂々と凛として使命感があるように見えた。

 

 

私は安心してその後のカラスの様子は知らない。

 

 


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  • 2019.10.19 Saturday
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